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物語とか詩みたいなのを書き綴っちゃったりしているブログです。
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2025.02.02 (Sun)
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まだ
2009.07.22 (Wed)

雨が降っていた

雨が傘に当たった

わたしは小さく息を吸った

子供が水たまりをけっていく

その無邪気さに少しいらつく午後のこと


わたしにもあんな時期があった

世界は幸せだと思ってた

未来には素敵なことがたくさん待っていると思ってた

小さなことで喜んだりして

些細なことで悲しんだりして

蟻を踏んで楽しめるほど 無邪気だったあの頃


こんな気持ちになるなんて 思いもよらなかった

悔しくて悔しくて

でも我慢しなくちゃいけなくて

嫌で嫌で

でも逃げ出せなくて

向き合うたびに追いつめられて

向き合うことさえ忘れかけて

無責任な言葉をあびせられて

大人なのに子供のようなことを言う人たちにまみれて


不幸だ不幸だと言うつもりはないけれど

この気持ちは幸せではないよ

理解してほしいと思うわけじゃないけれど

気づいてほしい


わたしがどんな気持ちで今をすごしているのかを


笑っている人をみるといらつくのは

きっとわたしがつらいから

他人から見たら 大したことはないけれど

わたしには耐えられないこと

でも耐えなくちゃいけないこと

人が思うほどわたしは強くないけれど

人が意外に思うほど わたしは弱くない

だからまだ耐えられる

強がれる


同情してほしいわけじゃないけれど

知ってほしい

聞いてほしい

そばにいてくれるだけでもいいの

そしたら少し 生きていける気がするから

生きる勇気がもてるから


雨が降っていた

わたしの頬に当たった

少ししょっぱいのは 海から飛んできた雨だから

子供の影が遠くなっていく

わたしは今日も歩いてる

夕日も見えない雨の中

明日は少し晴れると良いな





*あとがき*
辛いときってけっこうきてますよね・・・・。
そういう経験がなく幸せに生きてる人が、妬ましいです(笑
でもその分その人より頑張れるよ。あなたは強いから!!
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お知らせ
2009.07.07 (Tue)
今まで詩を載せてきましたが、これからはたぶん
オリジの物語も載せていこうと思っています。サイト作るのも面倒くさいので(←

サーチにも登録するかもです。
今までは受験とか入学してバタバタしてたので余裕がありませんでしたが。

リンクも日常ブログから離します。
それに伴い、ブログの名前も変えるかもですー。

以上!!
        
   
2009.06.25 (Thu)

風を袋につかまえます  
青空のもと そよぐ風を
遠くにいるあなたに届けたくて

きっとこの風はあなたの街にも吹いた風かもしれません

見知らぬ街々をとおり過ぎ 一期一会の出会いをし
時には悪戯をしたり 困らせたり

高き峰を超え 雲を動かし雨を降らせ
広い海を渡り 帆をはためかせて

ここまで届いた風は きっと世界を巡ってきた
あなたの髪をゆらした

その風は わたしのもとへとやってきた

わたしの心をくすぐった

この風を 遠くにいるあなたに届けます


一枚の写真にして届けます
青い草をなぜる風を

遠くにいるけれど 同じ世界にいることを感じたくて

感じてほしくて

心が締めつけられるくらい 切なくて 苦しくて
あなたの温度を 吐息を 
感じたくて

あなたもそう思ってくれているかな?

風にわたしの思いをのせます
あなたのトコロまで届く風に

風のようにあなたのトコロへと駈けていけないから
あなたを包む風に思いをのせます

あなたが辛いとき そっと頬に触れます

抱きしめることなんてできないけれど
あなたの苦しみを分かち合うことなんてできないけれど

きっと前を向いてくれるように


たくさんの人の思いをのせた風が
今日もどこかで吹いている


あなたがわたしのために思ってくれた風は  
いつかわたしのトコロへと吹くかしら?


        
   
青春
2009.06.14 (Sun)
恋なんかして 彼女がいて それが青春というのなら
僕は青春を無駄にしているのだろうか?

汗をかいて 土埃にまみれて それが青春というのならば
僕はいったい何をしているのだろう?

青空の下 ただ空を見上げて 流れる雲を追って

大人は言う 「青春は若者にはもったいない」と 
賢者は言う 「青春は人生の終わりにこそ欲しい」と
歌人は言う 「青春を謳歌しなさい」と

僕は迷う 青春って一体何であろうかと

大人になって「あのころに戻りたい」と思うものが青春なのだろうか?
そんなもの 大人にならないと分からない
今の僕には分からない

懐かしいと思うものが青春なら
人生は全て青春なのではないだろうか

歳をとって「あのころは怖いもの知らずだった」と語られるものが青春なのだろうか?
怖いものなんて 若くたってたくさんある
今の僕にだって

恐れを知らないことが青春なのであれば
人生は全て青春ではないのだろうか

青春の楽しみ方なんて、僕には分からない
きっと 大人になっても分からない
人生の最後に来ても 困るだけ

それでも きっといつか 
「あのころが青春だった」と思う日がくるのだろう
そんな日は待ち遠しくないけれど きっとくるのだろう

「コドモ」から「オトナ」へ変っていく僕たち

輝けた時が青春というのなら

今の僕は輝けているのだろうか

たくさん悩んだことが未来の僕の憧れならば

今この瞬間も胸に刻まなければいけないことがたくさんある

コドモであっても オトナであっても

全てを抱きしめていたい

青春の中にいる僕

僕は今 かがやけていますか?

青春という 束の間の出来事を

空が美しくみえたあの時も

夕日の中 教室に舞う埃に胸が締め付けられたあの時も

悩んでいる今も

僕は抱きしめていきたい

それがきっと僕の青春だから

恋も

彼女も

汗も

土埃にまみれてすらいないけど

今の輝きに本当に気がつけるのは

人生の最後かもしれないけれど


僕は今 青春の中にいるのだ


        
   
ポストカード
2009.06.11 (Thu)

息をひとつ 深く吸ってみる
身体が 青く 蒼く 染まっていく

息をひとつ はいてみる
心が 薄く 淡く 透きとおって

気怠るい午後にサヨウナラ
手を振って夕暮れを迎えます

空に水たっぷりの絵の具を刷いたみたいに
ゆっくり ゆっくり 紺色に変っていく空
瞬く星が 見えた気がして


息をふたつ 重ねます
身体が ほかほか じんわり 温まります

息をふたつ 溶かします
心が 切なく 苦しく もがきます

君と歩いた道にサヨウナラ
手を振って思い出を心にしまいます

過去にたくさんの記憶を残して
鮮やかに 惨めに 変っていくわたしたち
未来が少し煌めいた気がして


息を束の間 止めてみます
忙しない日々が 滲んで 消える

未来でわたしを待っている君に
心をこめて手紙を書きます

綺麗な 綺麗な カードに書きます

ありったけの思いをつめて

君のために送ります

息を小さく 吸ってみます



きっと君まであと少し

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夏目キョウスケ
性別:
非公開
職業:
学生
趣味:
読書・アニメ鑑賞・音楽聴くこと つまりはヲタクライフを送ることです!(あ)
自己紹介:
当ブログは夏目キョウスケが運営する、詩とか小説を書き綴るブログです。
初めていらした方は、「はじめに」という記事を読んで下さいねw

管理人について:
学生です。

一次創作サイトを作るのが夢でございます。
二次創作サイトは持ってたりするんですが;;

ちなみに、当ブログにある詩なんかの著作権は、管理人:夏目キョウスケに属します。
無断転載・加工しての使用、その他の著作権を侵害する行為などはお止め下さい。絶対にお止め下さい。本当に止めてください。禁止ですよ!
その他の一般常識であるルールはお守りください。

感想とかいただけると嬉しいですw

小説のあらすじを読みたい方はブログ内検索で「あらすじ」と検索していただければ、表示されると思います。
感想などもお待ちしてます!
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