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物語とか詩みたいなのを書き綴っちゃったりしているブログです。
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2025.02.02 (Sun)
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雨上がり
2010.05.27 (Thu)



雨上がりの夕暮れが好きで
清々しい空気を身に纏う
空はいつもより蒼い気がして
ぼくは灯りそうな街灯に笑いかける

地面はシトシト
草木はたゆたう青い海

いつもの夕暮れとは正反対の色彩の世界

傘はささなくていい
綺麗なパノラマ
どこか遠い国で 鈴の音が聞こえた気がして

ぼくを呼んだ気がして

風が吹けば
パラパラと音を立てて
また雨が降り出したのかと錯覚させるように
葉から雫が落ちていく

まるで綺麗な宝石のようね
まるで綺麗なライトのようね

ぼくはぼくは拾い上げる
淡く薄くなりたくて

まるでまるで 人魚のよう

ぼくはぼくは切なくなる
蒼く深くなりたくて

まるでまるで 月のよう

降りそそぐ雫が気持ち良くて ぼくは少し足を止める

清々しい空気を身に纏って
空はいつもより優しい気がして
ぼくは世界に笑いかける

蒼く青く 深くなれ

まるでまるで宝石のよう
まるでまるでライトのよう

人魚のように 月のように

淡く優しく 光になれ

それはまるで 魚のようね


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卒業
2009.03.02 (Mon)

さわさわ さわさわ 木が揺れる
ひらひら ひらひら 花が散る

あら、もうこんな季節?

入学したときは早く卒業したくて
とってもとっても嫌な思いをしたところ

楽しい思い出が少ないように感じられるところ

でもやっぱり

友だちと過ごした日々は消せなくて
嫌なヤツの気配も滲んで

ただただ ただただ 思うのです

もう少しだけ 友だちでいようよって

卒業したら友だちではなくなってしまうような
そんな軽い関係ではなかったけれど

少し心配で 少し不安で

約束しなくては会えなくなることが ひたすら悲しくて

君たちと喋っている時間が ふざけている時間が

とても とっても きらきら光りだすんだ

友だちとは呼べないクラスの中で
わたしと友だちになってくれたみんな

大好きで 大好きで

大人になってももう一度

会ってくれますか?

卒業しても笑って また友だちと言ってくれますか?

新しい出会いもあるけれど
今はもう少し 寂しさに身をまかせたいのです

大好きなわたしの友だちへ

        
   
優しいアナタ
2008.09.09 (Tue)



わたしの知っている中で 一番優しいアナタは
きっとわたしの知っている中で 一番傷ついた人なのでしょう
苦しんだのでしょう 泣いたのでしょう

わたしの知らないトコロで どれだけひざを抱えたのでしょう

優しいアナタは教えてくれないけれど
わたしは気づいたの
でもアナタは弱さを出してくれないから 見せてくれないから
わたしは逃げたの
手を握ることもせず ひとり置き去りにした

許してとは言いません 謝りなどしません

だってアナタが言ってくれなかったから
手を握りしめたら振り払われそうだったから
わたしはそれが怖かったのです

でも そんなアナタがわたしに教えてくれる日がきたら
手を握ってみようと思います。

今はただ優しいアナタが幸せになってくれるよう
わたしは祈ることしかできないけれども
誰よりもそれを望んでいるということを
忘れないでください

 






*あとがき*
オフ友Yに捧げたいもの。
たぶん彼女の目には一生うつらないことになるだろう・・・・(おい)

        
   
生きる意味
2008.09.09 (Tue)


 

一歩すすんで 立ち止まって 振り返る
そんなことをしていたら速く前には進めません

ボール蹴って 転がして 
夕日が切なく影を落とす 幼い日の記憶

一歩すすんで たまには少しもどって
そうやってわたしはすすんできました。

鉛筆を削ると減っていくように 生きていれば短くなる人生ですが 
鉛筆のように役に立てたでしょうか?

毎日、毎日、わたしという物語を描いてきましたが、
誰かを突き動かせることができたでしょうか?

夕焼けこやけの切ないメロディー
風にのってあふれてく さぁ、手を繋いでお家に帰ろう。
赤く染まっていく町に流れるから
少し物悲しくて 家に早く帰りたくなりました

明日が待ち遠しくなりました。

誰かを不快にしたり、重荷になったり、
役にも立てずただ突っ立っていたわたしですが、
生きているだけで物語を造って描く 鉛筆になれるのなら
もう少し、生きてみようと思います。

一歩すすんで 転んでしまうこともあるけれど
わたしは自分でも知らない間に起きあがってきました。

それはわたしひとりの力じゃないけれど
わたしはなんとか生きてます。

ゆっくりで良いのかもしれません。

とにかくわたしは ここで 生きているのだから
 








*あとがき*
人は生きていれば死にたくなることもあると思います。
誰かの役に立てたとか、立てなかったとか、いろんなことが頭の中で動くけれど
それは自分の主観的意見であって、人から見たら誰かを十分支えてあげているものかもしれません。
きっと死にたくなるときは、物事を主観的に見過ぎなのかも。
わたしは友達に影響を与えることができませんでした。
でもこれを読んで客観的に見ることを知ってくれたらな、と思います。
        
   
2008.09.09 (Tue)




水が渦を巻く まいて まいて
引きずり込んでいく

よどんで にごって そしてまた透きとおって

白い泡を吹いて はいて 飛ばして
全てを押し流して 消し去って まきこんで
無に帰す

ならば私の汚れも洗い流して
その荒々しい波で真っ白にして


ならば僕の過去も透明にして
その美しい青で染めぬいて


けっして泥のつかないように

水は渦を巻く 白く泡を吹いて
よどんで にごる

砂をまきこんで 泥にして
それでもなお 透きとおって
押し流して 消し去って
無に帰す
その綺麗な青で

水よ 水よ 水よ
その不変な猛々しさ 美しさを
 

私に
僕に

分けてください









*あとがき*
あんまりあとがき書くと、だんだん言い訳っぽくなってきちゃうから
手短に。これはふと思いついた言葉を並べて創ったものです。
何が書きたかったのやら・・・・;;
最後の終わり方、これもまたちょっと気に入らないけど、
まぁ、いいや。(オイ)
いつか上手く締めくくれるようになりたいです。
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自己紹介:
当ブログは夏目キョウスケが運営する、詩とか小説を書き綴るブログです。
初めていらした方は、「はじめに」という記事を読んで下さいねw

管理人について:
学生です。

一次創作サイトを作るのが夢でございます。
二次創作サイトは持ってたりするんですが;;

ちなみに、当ブログにある詩なんかの著作権は、管理人:夏目キョウスケに属します。
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